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​2:憩いセンターの庭

3つの屋根から雨水を取り込み、貯水、利水を経て最終的には土壌へ浸透、空へ蒸発散していく水の循環が楽しめます。

<雨水の流れ> 

  • 屋根②の雨水は、取水器からつくばいへ。オーバーフローすると、池へ流れ込んだり、周りの土壌へ浸透されます。

  • 屋根③から集水した雨水は、鎖樋から樽と、デッキ下の連結された収納ボックスへ。屋根④の雨水も同様に収納ボックスへ貯留します。

  • デッキ下ボックスがいっぱいになると、オーバーフロー菅から庭へ浸透します。

  • デッキ下ボックスにはポンプが接続しています。そこから3箇所へ給水します。

  • 1つは滝へ。蛇口をひねると滝から池へ水が流れます。晴れた日には水を流し、溜まった水はポンプで滝口まで循環させます。

  • 他の2箇所は水栓と接続しています。散水や掃除などに利用します。排水も浸透菅を伝い、土壌へ浸透させます。

  • 庭に直接降った雨や、ボックス等の貯水容器から溢れ出る雨水は、土壌に浸透されます。

①取水器

縦樋から集水する取水器は様々な種類があります。屋根②からの雨水は取水器を通って②つくばいへ流れます。

②つくばい

日本庭園の添景物として利用されるつくばい。溜り水で “めだか”を飼育すると、蚊の発生が抑えられます。

③鎖樋

縦樋の一つで、屋根からの雨水が鎖を伝って降りてきます。雨の流れを目で楽しむことができます。

④樽

鎖樋から取水した雨水は一旦樽に入ります。上澄みが次のタンクへ移動するので、ゴミ等はここで底に沈殿します。

⑤デッキ

広いデッキは、縁側のように、訪れた人が庭を眺め、交流できる場所です。

⑥収納ボックス貯水

デッキ下にはホームセンター等で購入できる屋外用収納ボックスを12個並べ、パイプでつないでいます。一部のボックスは上部の覗き孔(点検口)から見ることができます。

⑦オーバーフロー菅

屋外用収納ボックスにはオーバーフロー菅があり、あふれた水は庭へ流れ出ます。流出口の周りには、砂利の下にメッシュパイプが巡っており、スムーズに土中へ浸透できるようになっています。

⑧浅井戸先止めポンプ

浅井戸式の先止めポンプは、デッキ下の収納ボックスにつながっており、滝や水栓の蛇口を回すと、スイッチが入って水を汲み上げ利用できるようになっています。

⑨滝と池

滝は油山、池は樋井川と博多湾がイメージされています。滝からのせせらぎはポンプで循環しています。池は降雨時には貯水槽となり、晴れの日には溜まった雨水を流して、蒸発散します。

⑩池の排水溝

池にはオーバーフロー用の排水溝が設けられています。この高さを越えると排水溝へ流れます。

11 2箇所の水栓

立水栓があると、雨水を利用しやすくなります。ここから散水などに利用します。

12 つくばいとカエル

庭の真ん中に鎮座する2つのつくばいとカエル。雨水に浸かって気持ちよさそうです。

13 排水管

水栓の下部には排水溝がありますが、排水管はメッシュパイプを利用しています。配水も浸透させます。

14 雨水マスと縦樋の切断

従来は縦樋は雨水ますに接続していました。この接続を切って、敷地内で雨水を利用したり浸透させたりすることにより、流出抑制をはかっています。ここは切断されている様子がよくわかります。

 

15 土壌

この家が建てられてから約50年の間に、家主はお庭で園芸や堆肥作りを楽しまれ、また大きく育つ樹木の葉が堆積し、庭には約70cmもの腐葉土がありました。この土は雨水を浸透させる力も抜群!多くの雨水を吸収します。

16 園路

園路は透水性の固まる土を利用しています。

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